2015年9月12日（土）15:30から、
秋本病院2階ロビーにて、恒例の秋本メディカルセミナーを開催いたしました。

今回は、医療法人おかはら会理事長の岡原仁志先生にご登壇いただきました。

当院 緩和ケアセンター長 畑地美妃医師の感想

日本のパッチアダムス、岡原仁志先生が講演をしてくださいました。

先生はおっしゃいます。
「ガン末期の患者さん、重い認知症、
まもなく最期を迎えるお年寄り・・・医療の力で「もう治らない」人は、
はたして「悲しくてかわいそうな存在」なのだろうか？そうではないはずだ。

私たち緩和ケアスタッフ一同は、先生のお話に笑い、同感し、学び、
人生の最期を看取るという同じ立ち位置の者としてとても励ましとなりました。
奇跡・・・なにを奇跡と捉えるのか？
それは『にもかかわらず』笑うこと。と先生は話してくださいました。
そのために、医療現場にはユーモアが必要であり、
笑いが必要であり、
そして愛情ホルモンであるオキシトシンが必要だと心から思いました。

そんな明るい温かな緩和ケア病棟をスタッフみなでつくっていこうと思いました。
岡原先生、本当にありがとうございました。