秋本病院は昭和21年の開業以来、外科系疾患と救急救命を中心とした医療を行ってまいりました。平成9年に院長に就任し、私の専門である消化器外科を中心とする医療に本格的にシフトを開始。平成16年には施設・設備の刷新と、推し進められる医療制度改革に対応するために50余年親しんだ大名より現在地に移転いたしました。

新病院ではより専門的に消化器疾患に取り組むために「消化器内視鏡センター」を、求められる健康志向と早期がんの発見のために「健診センター」を、同時に開設しました。更に、平成19年に「緩和ケアセンター」を立ち上げ、“がん”に取り組む体制を強化しました。
病院の理念に謳うように、地域に貢献するために地域の行事を積極的に支援し、地域の皆さまとともに医療を勉強する「メディカルセミナー」を開いています。近隣の医療機関とは開放型病院として連携を密にし、継続した医療を提供できる体制を整えました。
施設・設備、システム、そしてスタッフは思いやりの心を持って安全で質の高い医療を提供するように日々取り組んでいます。

政府主導の医療制度改革の大波の中、職員一同努力を重ねこれからも地域の皆様とともに歩む病院でありたいと願っています。